糸魚川のヒスイ

ヒスイって日本で採れるんですか?
質問されることも多々あります。
日本の数か所で産出されていますが国産ヒスイで最も知名度が高いのは新潟県 糸魚川産ヒスイです。
現在、糸魚川産ヒスイの巨大原石のある小滝川ヒスイ峡や青海川ヒスイ峡は国の天然記念物に指定されているため、発掘、採取が禁止されています。
糸魚川産ヒスイを入手するには一部の海岸や河川で流れ出た個体を運よく採取するか、天然記念物指定前に採取された個体をヒスイ店や個人から取引するのみです。

糸魚川に眠るヒスイ原石の埋蔵量は調査はされていませんので不明ですが、優良なヒスイは現存している個体のみの流通です。
誰が見ても綺麗で美しいヒスイ原石は、その絶対量が少なく、大変に希少なものとなっています。
一般にはミャンマー産ヒスイが質、量ともに優秀で、市場に出回る機会も多いと思います。

糸魚川在住で鉱石好きの小生は糸魚川産ヒスイに触れたり目の肥やしにする機会も多く、多種の多色の糸魚川産ヒスイに巡り合ってきました。
糸魚川産ヒスイとミャンマー産ヒスイを比べることも多く、目視である程度の違いは分かりますが、そっくりで見分けのつかないな個体があることも事実です。
近年では鉱石に施すエンハンスメントやトリートメント(人工的な着色等の技術)が飛躍的に向上し、目視による鑑別を難しくさせています。
ヒスイ産地 糸魚川だからといって、すべて天然、天然色(ナチュラル・ナチュラル)の本物だと思わない方が良いと思います。
小生は糸魚川市へ居住を移し、20年余り、現在はヒスイをはじめ、糸魚川産鉱石の加工や販売も多少行っております。
糸魚川市に納税もしておりますがいまだに「よそ者」でございます。
その「よそ者」が見てきた素朴な疑問などもございます。
ヒスイ産地である糸魚川には何故かミャンマー産のヒスイが土産店やヒスイ店に当り前のように店頭に並び、販売されております。
ミャンマー産ヒスイの加工途中のものまで見かけます。
「よそ者」の知らない封印されたタブーでもあるのでしょうか。謎ですね。

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