入コン沢 (入りコン沢) とは 2回目

今回は糸魚川 入コン沢産の青ヒスイ原石を紹介します。

これは昭和初期に採取された個人秘蔵の入コン沢ヒスイ原石です。
未加工原石状態の姿を残した5Kg位の大きな個体です。
ベージュ色の上部岩肌は気の遠くなるような長い年月による不純物の堆積や風化で岩石が表皮に覆われているようになっています。
自然の傷や割れにより輝石結晶が確認できますのでヒスイと判断できますが、表面だけの露出では放置してしまうような個体です。
ミャンマー産のヒスイ原石も表面の風化が激しく、ほとんどの個体は泥の様な外殻に覆われています。
糸魚川産ヒスイは全般的にはミャンマー産ほど風化が進んでいない個体や、海や河川の転がりによる傷や、割れ、天然摩耗により綺麗な色の状態で見つかる事が多いです。
入コン沢産ヒスイは長年動いていない個体が多く堆積物や風化による表面変色で、まるでヒスイ自らが隠れているようにも感じてしまいます。

風化し、砕けたヒスイの裏側
裏側は風化が浅いとはいえ、泥が染み込んだように張り付き、洗っただけでは落とせないほどです。


これは割れた側面です。
風化し、化石化した外殻も厚いです。
傷ついた部分からヒスイ輝石の結晶が確認できます。
内部に潜んでいるであろう青いポテンシャルの想像をするとわくわくします。

続く
 

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